原作者のスタジオ探訪記 「タイタニア」

去る一月某日、タイタニアの原作者である田中さんが
スタジオを訪問、アフレコに立ち会うというイベントが
ありました。遅ればせながらご報告です。

自分の生み出した文章がキャラクターとなり、声と人格を
持って動き出す、という、普段なかなか見られない瞬間に
立ち会った田中さん。神妙な面持ちで台本と向き合って
います。


収録が終わって、皆さんほっと一息。
普段なら、それ～っとばかりに繰り出すのですが（どこへ？）
今回は田中さんをかこんで、座談会＆サイン会になっていました。


ずいぶん長いこと現場におられた田中さん。さぞお疲れでしょう、
今日はごゆっくりお休みに……と声をかけたところ、
「これだけエネルギーあふれる場所に居られたんだもの、
ぼくもお返ししなくちゃね（。これからもうひと仕事するよ）」
と言い残し、飄然と現場を後にされました。


ああ。

『現場の空気は前向きにする』

――と、むかしの偉い人が言った、かどうかは分かりませんが、
田中さんがクリエイティブの現場で何か大切な物を得られたと
いうことは間違いなさそうです。



カッコ内は場の雰囲気と、田中さんのほほえみがわたしに見せた
まぼろしかも知れません。すこし間が開いたことで、記憶の
混乱があるのかも知れません。
でも、万が一、もしかしたら……ね。

澤見彰の新作は……お江戸手習ラブコメディ！

そこにいるような気になるかも知れないが
読んだような気になるわけが無い解説

らいとすたっふ小説塾からプロデビューを遂げ、多くの作品を
世に送り出してきた澤見彰<さわみ・あき>の新作
「はなたちばな亭らぷそでぃ」が、連載を開始しております。
らいと所属作家では始めて？　の携帯小説ですよ。


では、「はなたちばな亭らぷそでぃ」の舞台となる時ところに
ついてちょっとだけご説明します。


時は文化年間、徳川家斉公の御代。
太平の世が経済・文化を大きく発展させた時期でありました。

それまで一部地域に限定されていた商品作物がひろく作られる
ようになり、特に綿花や養蚕に関しては、全国的といってよい
くらいに伝播しました。
また関東近縁で、現代に伝わる手工業・特産品が次々と生まれ
出てきたのもこの時期です。川口の鋳物、野田の醤油などが
有名です。

商品を生産すれば、これを集め、消費地に運び、売りさばく必要が
出てきます。生産地で、中継地で、そして消費地でそれぞれ
仲立ちをする商人が現れると、彼らの“共通言語”としての貨幣が
地方でも普遍性を帯びます。これにより貨幣中心の経済が、地方
まで浸透したのです。

さて、お金を持つようになると、使い道をさがし始めるのは
どこでも同じこと。町人たちの間では、貸本やかわら版を読み、
寺社へ参詣し、名所を探しては遊山して廻るなど、文化活動へ
お金を使うことが大いに流行しました。
さらに富裕な者は、役者や文人、画家たちのパトロンとなるなど、
「発信する側」として振る舞い、彼らの活動をさらに盛り上げて
いたとか。
これがいわゆる「化政文化」のはしりとなり、町人文化は元禄期と
並ぶ、隆盛の時代を迎えることとなりました……。

そして。
こうした文化活動の一端として、町人たちはこぞって子弟の
教育に熱を上げました。これも、現代となんら変わりないところ
ですね。上方（近畿）では今も馴染み深い「寺子屋」、そして
江戸を含む関東では「手習指南所」や「手習」と呼ばれる教室が
今の学習塾のごとくに、沢山現れたといいます。


さあ、ようやく話が繋がった（笑）
お江戸は神田蝋燭町、その名の通り蝋燭を商う店の軒の中、
橘屋<たちばなや>の離れで手習の師匠をいとなむ「お久<ひさ>」が
このお話の主人公。
女だてらに手習の師匠を始めるなど、いったいどんなわけがあろ
うか……それは読んでのお楽しみ。

澤見彰がお送りする「はなたちばな亭らぷそでぃ」は、Web kadokawa
携帯小説サイト「Sari-Sari<サリサリ>」にて、絶賛連載中！
更新は毎週火曜・金曜です。お見逃し無く！

<小説屋Sari-Sari>

タグ：澤見彰 携帯小説

薬師寺涼子のCurvaceousness

キングレコードさんから、「薬師寺涼子」関連の新アイテムが
届きました。


抱き枕カバー。


（小）を含め、らいとの人間はあまりこういうアイテムを
見慣れていません。いくぶんの気恥ずかしさも混ざってか、

「……昔ひいじいさまから聞いたことがある。こりゃ、抱き枕カバーじゃ！」
「またじいさんの抱き枕カバーが始まったよ　ハハハ」
「抱き枕カバーを馬鹿にするでねえ！」

という小芝居を始める始末。
大人としてどうかと思いますが、これがうちの持ちネタだったりします。

※上の流れは、抱き枕カバーの部分を任意のワードに替えて頂く事で
どんな場合にもお使いいただけるようになります。
気心の知れた方との掛け合いにどうぞ。
その際には「(C)らいとすたっふ」を入れていただければ幸いです。



さて、ご紹介。写真はクリックで拡大します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 カバーに大きく（等身大よりやや小さめ？）プリントされたのは、タイトな
ドレスをまとったお涼サマ。拳銃をぶら下げ、挑発的な表情を浮かべています。

足元は……いい感じです。やっぱりお涼サマ、ハイヒールのおみ足で下僕どもに
蹴りをくれているのが似合いますね。

うって変わって、裏面はどうでしょう。艶然、というにふさわしい微笑。
露出は少ないはずなのに、なんだかこっちの方がドキドキしてしまいますね。

で、こちら。
今回一番見ていただきたかった写真だったりします。
原作イラスト、コミック版からずっと、お涼サマのトレードマークとなって
きた脚線美！黒いチャイナが、見事にその魅力を表現してくれているようです。
こんなの出しちゃっていいんでしょうか……。




COSPAより今月発売予定になります「薬師寺涼子の怪奇事件簿」抱き枕カバー
実際の感触は…秘密です。

二次元COSPA

 

戦場は北へ 「鋼鉄の海嘯6」

横山信義がおくる、戦略級・戦記ロマン小説「鋼鉄の海嘯」
今月はその第六巻「マリアナ攻防戦」が発売になります。



「鋼鉄の海嘯」
英国の対独講和、ソ連軍の南樺太侵略という二つの大事件を
経て、日本は大国を向こうに回すことになった。
主敵は米国。太平洋の覇権は、果たして誰がものか……。

第六巻「マリアナ攻防戦」の舞台は、グアム・サイパン・テニアンの
マリアナ三島。中・西部太平洋の要衝であり、日本の最重要拠点でもある
この島で、日米両軍が激突！



今作では、日本軍はある「変容」を享受し、その方向へと徹底した
進化を遂げていきつつあります。この進化が彼らに、そして日本にとって
いかなる結果をもたらすのか。
こうした「流れ」を踏まえた読み方も、戦略級シリーズにふさわしい
楽しみ方と言えるでしょう。


もうすぐC☆NOVELSのＨＰで「立ち読み版」がアップされますので、発売まで
こちらでエンジンを温めてお待ちください。
http://www.c-novels.com/

タイタニア無くして……アニメ無し！

スペースオペラの超話題アニメーション「ＴＹＴＡＮＩＡ」の
DVD＆Blu-rayディスクが、本日発売となりました！

収録されるのは
第1話「ケルベロスの戦い」
第2話「天の城<ウラニボルグ>の四公爵」
の2エピソード。

ジャケットは美樹本晴彦氏描き下ろし。今回はジュスランとヒュー
リックのツーショット。作中でも一、二を争う人気キャラが揃っての
登場です。

音声特典として、田中芳樹・石黒昇のお二人が第一話を見ながら
「ＴＹＴＡＮＩＡ」を語りつくすオーディオコメンタリーを収録。

さらに、初回限定版は1～4巻を収納可能なBOX入りの
特別仕様となっています。ジュスランの「アウストラ」、そして
アリアバートの「ゴールデンシープ」の二隻を背に負った漆黒の
限定BOX、ファンなら必見です！


http://www.tytania.jp/dvd.html

TYTANIA -タイタニア- 1 [DVD]

• 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
• メディア: DVD

TYTANIA -タイタニア- 1 [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
• メディア: Blu-ray